私は物心ある時から車がある生活が普通でした。なので土日のどちらかは車で家族揃ってデパートやスーパーに買い物に行くのが普通でした。神奈川の田舎の方に住んでいたので、結構平面駐車場の事が多く、立体駐車場のある所へ行くとグルグル回りながら上に上っていくのが子供心をくすぐられたし、あの薄暗い感じが秘密基地の入り口だとぞくぞくした覚えもあります。この立体駐車場を使う時は家族で映画を観に行く時に止める所だったので、映画を見る前と後にぴったりな空間でした。でもいつも私達は何回のどこら辺に止めたかを覚えていなく...
そんな私達の家の近くに高級マンションと言う名でマンションを売り出していました。それが小学校5年生頃。そこに引っ越して来た子の家にお呼ばれされ、わくわくして行きながらまずびっくりしたのが、車が車の上に駐車しているではないか。機械式立体駐車場。どうやって下に下ろすのか不思議でしょうがなかったのですが、はずかしくそんな事も聞けなかった私。そんな中いつも行く大型スーパーにも同じように巨大機械式立体駐車場が。各入り口に人が立ってて誘導してくれる。なんかVIPの気分。ただ買い物を終わり、運転者以外はベンチで...
私も自分で車を運転する時は平面駐車場に止めるようにしていたのですが、ある日人気レストランに行ったら2階建ての機械式立体駐車場。それもなんか狭い。それも混んでいる。慣れない私は後ろからの圧力に負けテンパって駐車して、一安心していたのはつかの間、空けて並んでいるレストランへ走って行こうとしたら片方のサイドミラーに傷だらけ。まったくぶつけていたのに気づかないくらいてんぱっていたなっとつくづく反省。そんな私もスイスに越して来て気づいたのは、確かに国自体は九州と同じ位の大きさみたいなのですが、日本のように...